ユーロ圏のPPi

 



まずは輸入物価と企業の仕入価格となるPPiを見て行きます。⬇️

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上記のように⬆️輸入物価が急低下して来たから企業の仕入価格となるPPiも急低下して来たと、よく分かるデータとなっています。

輸入物価も企業が海外から仕入れている価格なので結局はPPiに連動するし輸入物価が下がればPPiも下がる訳です。

輸入物価は下がりました。

企業の仕入価格となるPPiも下がりました。

となると⬇️

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上記のように⬆️CPIもピークアウトし一気にデフレ化して来たのです。

でも前年の水準が低いので前年比でCPIを見ると⬇️

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上記のように⬆️CPIを前年比で比較すると前年の価格指数が低いので2.8%上昇していることになり、まだ物価は抑制出来ないからとして利下げは、まだまだ先と判断されています。

しかし価格指数で見ると既に低下傾向となっており3月に発表される2月のCPIくらいから2%程度となり、それ以降は一気に1%割れくらいまで前年比の上昇率は急激に低下して来ると思います。

となるとデフレ化して行くので⬇️

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上記のように⬆️政策金利は4.5%もあるので極端な利下げラッシュとなって行くと思います。

歴史的で記録的な利下げラッシュとなって行くと予想され、株価上昇や金利は低下して行くので債券価格の上昇も期待出来ます。

S&P500やオルカンはつみたてNISAに最適だと思いますが、リスクヘッジとしてポートフォリオの一部にユーロ圏への投資も良い選択だと思います。

ストックス欧州600に投資出来る環境の方は有望かなと思います。⬇️

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ストックス欧州600は欧州版S&P500のような指数で欧州の時価総額上位600銘柄で構成されている指数となります。

まだ年初来の上昇は1%ですが、利下げが始まると上昇が期待出来ると思います。

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