ISM製造業景況感指数

 



まずはISM製造業景況感指数の発表を見て行きます。⬇️

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⬆️上記のような結果となりました。

好調、不調の境目となる50は下回っていますが、市場予想を大きく上回っており、強くはありませんが、回復傾向にあるので良い傾向となっています。

ポイントとなるのはCPI、PCEの先行指数となる仕入価格となるので仕入価格を見て行きます。⬇️

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上記のように⬆️このところ仕入価格は急低下し非常に低い価格で安定していましたが、今回は上昇し52.9と少し高い水準となっており物価を少し押し上げる要因となります。

ISM製造業とサービス業の仕入価格がCPIやPCEに反映されて行くことから、今回の水準だとFRBが正式な物価目標としているコアPCEを僅かですが押し上げる要因となります。

次にGDPに占める製造業の比率とサービス業の比率を見て行きます。⬇️

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上記から⬆️

1、GDPに占める製造業の比率は10.9%

2、GDPに占めるサービス業の比率は70.9%

となっていてアメリカでは圧倒的にサービス業の比率が高く、製造業を見ているだけではアメリカ経済の全容は把握出来ないと分かります。

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