CPIの算出方法

 




昨日はオープンAIが数兆ドルの資金調達の目処が立ち、半導体業界を再編することを目的として調達した数兆ドルの資金を使うとのニュースがあり、やはり半導体関連が爆上げとなりました。⬇️

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上記のように⬆️生成AIに関連した高度な半導体に関連する銘柄は軒並み爆上げとなりました。

数兆ドルとなると日本円なら当たり前ですが、数百兆円となるので過去ダントツの企業再編となるし、そもそもですが、半導体業界に数百兆円もの資金が投資されて行くことから、半導体業界は爆発的な成長となって行きます。

凄く歴史的な企業再編となる予感満載で、しかもアメリカ経済が桁違いに恩恵が広がるので、S&P500やナスダックに投資しているだけでも十分な恩恵があると予感出来る再編劇となりそうです。

また、クリーブランド連銀のCPIナウ、PCEナウのいずれも下方修正され⬇️

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上記のように⬆️CPIの算出方法が変更となり、僅かではありましたが全体として見ると下方修正されたので、今月発表されるCPI、PCEの予想が共に下方修正れ、FRBが正式な物価目標としているPCEは

今月発表される

1月のPCEは2.16%の上昇

1月のコアPCEは2.66%の上昇

となり、総合指数となるPCEは2%の物価目標が達成され、コアPCEも目標達成が間近となり、やはり1月利下げが適正だったという結果となり、3月利下げは確実と言える水準となりました。

FRBが警戒していたのは昨年のCPI算出方法の変更では大幅に上方修正されてしまい、せっかく物価は順調に低下していたのに算出方法の変更によりやり直しとなってしまった苦い経験があり、昨日の算出方法の変更を終えてから判断したいとの考えも根強くあったので1月利下げは見送りとなったと思います。

アメリカのCPIの算出方法は変化の大きな品目の比率を上げるように変更されるので昨年の変更では、元々比率が高過ぎた家賃の比率が更に引き上げられてしまい、家賃が上昇しているという理由だけでCPIが上方修正されてしまう実態とはかけ離れた物価のデータとなっていました。

それゆえに家賃を除いたCPIは2%どころか1%程度まで急低下しているのに物価は高止まりとなってしまうようなCPIの水準となってしまい、大きな欠陥のあるデータとなってしまっていました。

今回は家賃の上昇は落ち着いて来たのでCPIはむしろ下方修正されており、少しですが実態に近づく変更となりました。

これで利下げのハードルは無くなったので3月利下げを見送る理由は無いことから、判断ミスが続いているFRBも、さすがに利下げして来ると思います。

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