ラッセル2000
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まずは年初に有望と取り上げたラッセル2000の現状⬇️

上記のように⬆️幸か不幸か年初来横這いとなっています。
年初にも昨年も触れましたが、大きく上昇して来るには金利の低下が必要となります。
現在のラッセル2000円益回りはPERが26.55なので
1÷26.55=3.77%(1で割るだけです)
となります。
10年債の金利は4%を超えているので、リスクゼロで4%の利回りが得られる10年債を買うという投資判断となることから、ここから買われて上昇するには予想EPSの上昇か10年債の金利低下により益回りが下がり、PERが上がかのいずれかが両方のケースとなります。
利下げされて10年債の金利が3.5%まで下がるとラッセル2000の益回りも成長性から見て3.5%以下には低下することからPERは
1÷3.5=28.6
となり、現状の26.55から12.2%の上昇となります。
28.6÷25.5=12.2%の上昇
このPERを28.6倍と仮定し、EPSの上昇を加味すると
昨年2月10日の実績EPSは42.55で2月9日金曜日の実績EPSは74.11となっていて過去1年で
74.11÷42.55=74.2%の上昇
となっていて凄まじい成長率となっています。
過去1年の物価高騰や金利高騰の局面でも四半期決算発表の実績から算出している実績ベースのEPSとなる実績EPSが74.2%も上昇しているのでラッセル2000の成長性は凄まじい訳です。
ちなみにラッセル2000とは
ニューヨーク証券取引所とナスダックに上場している時価総額上位1000を除き、時価総額上位1001位から3000位までの2000銘柄で構成されています。
ヘッジファンドや機関投資家などのファンドマネージャーがカバーしているのはニューヨーク証券取引所とナスダックに上場している上位3000銘柄が基本となるので、つまりはラッセル2000がヘッジファンドや機関投資家の基本的な投資対象の小型株となります。
つまりヘッジファンドや機関投資家などプロの投資家が将来のテンバガー候補として小型銘柄を発掘する対象がラッセル2000の銘柄となるので、それだけ成長性もあるし夢のある銘柄で構成されています。
で、2月9日金曜日の実績EPSは74.11で予想EPSは75.71となっていて1年後の利益予想が
75.71÷74.11=2.2%の上昇
となっていて、僅か2.2%しかEPSが成長しない前提の株価となっています。
74.11%は無いと仮定しても、低く見て20%の成長として仮定すると
74.11×1.2=88.93
となります。
この予想EPSの最低ラインとして88.93として益回りが先ほどの3.5%で現状の理論値とすると
88.93÷3.5%=2540
となり金曜日の終値の2009.99から
2540÷2010=26.37%の上昇
となります。
更に実績EPSが年末までに現状の74.11から20%成長すると仮定して考えると88.93となるので年末の予想EPSを88.93から20%成長すると仮定すると
88.93×1.2=106.72
となるので最終的な年末のラッセル2000の予想値は
106.72÷3.5%=3049
となるので
3049÷2010=51.69%の上昇
となります。
ちょっと突飛に感じる上昇率と思えますが⬇️

上記のように⬆️ナスダック100の過去1年の上昇率は43.67%となるので、成長性が高く、金利低下の恩恵が最もあるラッセル2000の上昇余地は非常に大きくなります。
今年はナスダック100よりもナスダック総合よりもS&P500よりもラッセル2000の上昇率が上回ると予想しています。
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