タームプレミアム
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まずは今週発表されたタームプレミアムのデータから見て行きます。⬇️

上記のように⬆️タームプレミアムは財政とは全く無関係に低下しマイナスのままとなっていて、財政に問題があるからタームプレミアムが上昇しているとの債券市場の投機家による実態としては風説の流布でしたが、何ら根拠は無かったと証明されています。
債券市場からは事実とは異なる様々な実態としては風説の流布が流されましたが、そもそも政策金利が5.5%で10年債の金利がピークでも5%の時に財政が懸念されてタームプレミアムが上昇しているなど全くのデタラメだったのです。
政策金利は翌日物無担保コール市場の金利なので1日だけの金利となりますが、その1日だけの金利が5.5%の時に10年後に返済される10年債の金利が5%で財政が懸念されてタームプレミアムが上昇しているなど、そもそも論理が破綻している訳です。
論理としては滅茶苦茶な主張でしたが、このような実態としては風説の流布が毎度、毎度流され続けて来たのが債券市場の闇だったと思います。
タームプレミアムの過去10年と過去35年のデータを見て行きます。⬇️


上記のように⬆️過去10年のデータから見ると、ほぼ平均的な水準でゼロを境に上下していただけとなり、財政とは全くの無関係だと分かります。
また過去35年のデータから見ると右肩下がりで低下しており、やはり財政とは全くの無関係で右肩下がりで低下しましたという結果となっています。
債券市場の投機家が自らの欲望の為に事実とは異なる様々な実態としては風説の流布を流し続けて来た一つの事例だと思います。
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