価格決定メカニズム
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今日は株価の理論値としてEPS、PER、益回りを考えてPERの理論値、益回りの理論値を考えて行きます。
ベースとしては金融理論のCAPMとミクロ経済学の完全競争市場に置ける価格決定メカニズムから考えて行きます。
金融理論のCAPM
将来発生する税引き後キャッシュフローの割引現在価値
これがCAPMの理論から算出している株価の理論値となり、ヘッジファンドや機関投資家など、この理論値から見て割高、割安と判断し売買しています。
このCAPMの理論は日本では否定的ですが、アメリカ市場では、ごく一般的で個人投資家もCAPMに基づいて投資判断するのは一般的となっており、実際の株価もCAPMから算出された株価で推移しています。
日本では否定的な理論となりますが、実際に私が参考にしているヘッジファンドはCAPMから理論値を算出し割安のタイミングで投資しているので高い利回りを長年に渡り実現しています。
私が最も参考にしているヘッジファンドは全米の3.2万社もある投資顧問業の中で過去の実績と分析の両面での評価ランキングで上位1%入りしていますが、CAPMを基に理論値を算出して投資判断して大成功しており、アメリカ市場では、ごく一般的で、ごく当たり前の理論となります。
また別の世界を代表する著名なヘッジファンドもCAPMから理論値を算出し割安なら買い、割高となれば売ると判断しており、圧巻の実績を誇ります。
日本で否定的な見方が多いのは前提の置き方により理論値は極端に変わるので意味が無いとの主張が多いですが、少なくともアメリカ市場ではCAPMに基づいて投資家は割高、割安と判断しているのが一般的であり、実際に株価も理論値に連動して動いています。
例えばナスダック100
GAFAM、エヌビディア、テスラの神7
この神7銘柄がナスダック100やナスダック総合、S&P500などを爆上げを牽引して来ましたが、それは将来発生する税引き後キャッシュフローが安定して増加して行くと判断されているからであり、CAPMから見れば割安だったので爆発的に買われて爆上げし理論値に戻っただけとなります。
S&P500が割高とかナスダック100が割高などと否定的に見るマスコミや投資家も多いですが、神7はCAPMの理論となる将来発生する税引き後キャッシュフローから見た現在価値は割高ではなく、S&P500の残り493銘柄は、むしろ割安なので、割高との分析には根拠はなく、それゆえに、一昨年の2022年の9月、10月の底値から⬇️


S&P500は⬆️およそ40%の爆上げとなっていてナスダック100は68%くらいの爆上げとなっている訳です。
弱気相場の底値が一昨年の2022年の9月や10月になると私は当時はアメブロで8月時点から予想して千載一遇の歴史的な大チャンスとなっていて、絶好の買い場となっていて、8月から9月、10月と今が弱気相場の最後の買い場になっていると繰り返し書いていました。
実際に私自身も一昨年の2022年9月に集中投資すると公言して集中投資しているので、基本的には見てるだけの爆上げ相場となります。
私が参考にしているヘッジファンドも2022年8月時点で9月は弱気相場の最後の買い場となるから、逃さないようにとアドバイスを送っていましたが、それもこれもCAPMの理論から導き出された投資判断となります。
実際に株価は2022年9月、10月を底値に爆上げラリーとなっており、CAPM理論の正しさがリアルタイムで証明されて来ましたがアメリカの株式市場はヘッジファンドや機関投資家などCAPMの理論から算出している理論値から見て割高、割安と判断されているので結局は、その最大公約数が株価となることから個人投資家はCAPMの理論までは知らなくとも、その考え方や背景を理解していれば十分かと思います。
ヘッジファンドや機関投資家などがCAPMから算出している理論値の最大公約数が株価となりS&P500やナスダックなどの指数となるので、個人投資家は株価を分解したEPSやPERから理論値を算出して行けば十分かと思います。
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