爆上げ

 




引け後の決算発表が好感されてメタは12%の爆上げとなりアマゾンも4%を超える爆上げとなっています。

GoogleはYouTubeの広告がTikTokに押され冴えない結果となりましたが、ネット広告ツートップのもう1つのメタはネット広告が非常に良い結果となり好感されたようです。⬇️

画像


画像


画像

年末商戦もネット関連は好調だったのでアマゾンとメタは良い結果では無いかと予想していて以前にもアップル以外は好調と予想して書いていましたが、Google以外は、予想通りというか、強い結果となりました。

昨日はアメリカ市場では非常に注目される労働生産性が市場予想を大きく上回る結果となり、労働生産性との関係で算出される単位労働コストは低く、利下げを大きく後押しする内容だったので債券市場では金利が急低下となり、3指数揃って爆上げとなりました。

アメリカは経済学が、ごく一般的な国なので経済や投資を分析し予想する時には、ごく当たり前に労働生産性の話となり、労働生産性との関係から算出される単位労働コストは非常に注目されます。

今回は市場予想を大きく上回る結果となり、大きなポジティブサプライズとなり、3月利下げ織り込みが大きく進みました。

FOMCの声明文は利上げ局面から利下げ局面へと大きく転換することを表明した内容なので、パウエル議長の発言により株式市場では1日だけ下落となりましたが、債券市場では利下げ織り込みが進んでおり、債券市場の空売り投機家は巨額の損失を確定させながら買い戻しに殺到している状態となり、

阿鼻叫喚‼️

となっているので、そこに債券市場の健全な投資家は買いを被せて来るので債券価格の上昇に弾みがつき、金利は逆の動きとなるので金利は急低下となっています。

労働生産性と単位労働コストのデータを見ると1月利下げが適正だったとの結果なので債券市場でも3月利下げを織り込みが進んでいるのですが、驚くような良い結果だったので、アメリカ経済の高い成長率が続いて行くことが予見出来る結果となっています。

実際にアトランタ連銀が発表している1月~3月期のGDPナウは3%から4.2%へと大幅に上方修正されており、異様と言える高い経済成長率が続いていることが確認されています。

私は昨年6月くらいからアメリカ政府が債務上限問題が解決し、国債発行を急増させているので、意図しない形で巨額の経済対策となっていることから昨年後半から今年の前半までは少なくとも3%を超えるようは高い経済成長率になるはずですと分析し予想して来ましたが、

昨年7月~9月期は4.9%の経済成長率

10月~12月期は3.3%の経済成長率

となり1月~3月期のGDPナウは4.2%の高い経済成長率となっており、私の分析は的中となっています。

アトランタ連銀のGDPナウの記事となります。⬇️

最新の推定値: 4.2 パーセント -- 2024 年 2 月 1 日

GDPNow モデルによる 2024 年第 1 四半期の実質 GDP 成長率 (季節調整済み年率) は、 2 月 1 日時点で4.2 パーセントとなり、1 月 26 日の 3.0 パーセントから上昇しています。 今朝の米国勢調査局と製造業 ISM の建設支出発表を受けて供給管理協会のビジネス報告書によれば、第 1 四半期の実質個人消費支出の伸びと第 1 四半期の実質民間国内総投資の伸びは、それぞれ 3.6 パーセントとマイナス 0.3 パーセントから 4.9 パーセントと 1.7 パーセントに増加しました。第 1 四半期の実質 GDP 成長率に対する実質純輸出の変化の寄与度の現状予測は、0.27 パーセント ポイントから 0.18 パーセント ポイントに減少しました。

コメント

このブログの人気の投稿

OpenAI

設備稼働率のデータ

投資家の余剰資金

輸入物価

2024年のアメリカ市場

予想インフレ率

ナスダック100の終値

CPIの結果

CPIを季節調整した後と前