商業用不動産の現状
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まずは商業用不動産向け融資基準の厳格化のデータを見て行きます。⬇️

上記のように⬆️商業用不動産向け融資基準の厳格化はピークアウトしており、それだけ商業用不動産向け融資基準は緩められていることを意味します。
銀行が商業用不動産向け融資を甘くして来たことを意味するので、それだけ商業用不動産向け融資の貸し倒れリスクが低くなって来たと銀行が融資判断していることになります。
最近になってまた商業用不動産向け融資の貸し倒れにより信用収縮とかリセッション騒動が一部で涌き出て来ましたが、実際には大きく異なっていることが分かります。
銀行は貸し倒れリスクが高まっていると判断しているなら融資基準を厳格化して貸し渋りしたり貸し剥がしをして融資の回収を最優先して来ます。
しかし融資基準の厳格化は既にピークアウトし融資基準は急激に甘くなって来ており、足元で商業用不動産融資のリスクはピークアウトしているとデータが証明しています。
次に商業用不動産向け融資基準厳格化のデータのある過去10年程度のデータを見て行きます。⬇️

上記のように⬆️商業用不動産向け融資基準厳格化の水準は既にピークアウトしており、まだ水準そのものは高い水準ではありますが、急速に低下しており、リスクの高い時期は既に過去の話となっています。
次に企業による商業用不動産向け融資の需要を見て行きます。⬇️


上記のように⬆️企業による商業用不動産向け融資の需要は底打ちして増加傾向となっており、企業は徐々に商業用不動産の開発に前向きになって来たことが分かります。
まだ水準は低いですが、それでも最悪期は脱しており、商業用不動産向け融資が、またリスクとなって来たかのような見方は間違っている言えます。
次に商業用不動産向けローンのデータを見て行きます。⬇️

上記のように⬆️商業用不動産向け融資残高は緩やかながらも増加傾向となっており、銀行による貸し渋りや貸し剥がしは起きていないことが分かります。
新規融資>融資の返済
この状態にあるから融資残高は増加傾向となるので仮に貸し渋りや貸し剥がしが起きると
新規融資<融資の返済
この状態となり融資残高は減って行くことから現状では商業用不動産向け融資が増加傾向となっており商業用不動産向け融資が問題となっているような事実関係が無いのです。
今後は銀行が商業用不動産向け融資を積極化して来たことから商業用不動産関連は好調となって行くと思います。
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