バランスシートとマネーサプライ
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まずはアメリカ時間の昨日発表された銀行の総資産から見て行きます。⬇️
上記のように⬆️銀行の総資産は底打ちしてから急増して来ており、アメリカ経済が急激な成長のタイミングに入っていることが分かります。
銀行の総資産が急増していると企業や家計の金融資産も急増していることを意味するので現象としてはリセッションとは真逆に経済成長が急速に高まるタイミングとなっていると分かります。
投資の教科書という視点からは昨年9月、10月頃が底だと分かるので、9月から10月くらいにS&P500やナスダックは10%も下落していましたが、私は、この頃に買い場となっていることを繰り返し書いて来ましたが適切な判断だったと思います。
10月に金利が5%に達したことから、この時期に
株を売って債券を買う
と宣言していた投資系インフルエンサーが数多くいましたが、投資の教科書としては最も不適切な投資判断だったと分かるデータでした。
次に銀行の貸し出しのデータを見て行きます。⬇️
上記のように⬆️銀行の貸し出しは底打ちして見事なV字回復となっています。
私は過去10年のベースラインから見て、そろそろ底打ちしてV字回復して来るのではと分析していましたが⬇️
上記のように⬆️過去10年のベースラインから見ると、そろそろ底打ちしてベースラインに戻るタイミングと予想出来たのです。
毎週、確認していて僅かに増加した週があったので、おそらく底打ちしV字回復して来るのではと予想して記事を書きましたが、予想通りに見事なV字回復となって来ました。
銀行の貸し出しが増えると信用創造されて世の中に出回るお金が増えて、つまりはマネーサプライが増えて行きます。⬇️
上記のように⬆️マネーサプライは12月までのデータで銀行の貸し出しは1月末までのデータとなるのでマネーサプライは1ヶ月前のデータとなりますが、やはり底打ちしV字回復となって来ました。
マネーサプライは企業や家計が保有している現金や預金なのでマネーサプライが増えると必ずというくらい経済は成長して行きます。
アメリカ経済が
7月~9月期は4.9%の経済成長率
10月~12月期は3.3%の経済成長率
となったのは、結局は銀行の貸し出しやマネーサプライからも予見出来たのです。
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