新規失業保険申請者数




まずは新規失業保険申請者数を見て行きます。⬇️

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上記の⬆️ような結果となりました。

先週より減少し21.8万人まで減り水準は引き続き低く、雇用環境は強い結果です。

文字通り新規に失業保険を申請する人のデータなのでリストラされたり自ら進んで転職しようとしている労働者が減少していることを意味しています。

新規失業保険申請者数は雇用統計の先行指数となりますが、最近は大きな傾向として減少傾向となっていて水準は低く雇用環境は非常に良好であり、力強い経済成長の土壌が整っていると言えます。

次に継続して失業保険を受給している失業者のデータを見て行きます。⬇️

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⬆️上記のような結果となりました。

継続して失業保険を受給している失業者は先週より少し減少していて水準は187万人程度と低く強い水準ではありませんが雇用の過熱とはならず程よい水準だと思います。

過去のリセッションの局面では300万人を超えるくらいの水準で起きていることから懸念するような水準では無いです。

次に今週発表された求人のデータを見て行きます。⬇️

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上記は⬆️新規求人情報のデータとなります。

同じ求人情報でも新規求人の場合、文字通り、新たに企業から求人が出るので、足元の雇用環境が把握出来るので雇用関連の先行指数となります。

元々ある求人は過去の求人情報となりますが、新規求人の場合は足元の求人動向が分かるので新規求人は雇用関連の先行指数となるのです。

日本の求人情報でも景気の先行指数として分析する場合、新規求人で見て行くので新規求人が、より重要となります。

上記の新規求人情報を見てみると、ほとんど横這いとなっていて、それだけ足元でアメリカの雇用環境は良い状況となっていると言えます。

雇用は当たり前ですが、求人から始まるので新規求人が雇用関連の起点となることから、アメリカの雇用は強いと改めて感じるデータとなります。

アメリカ経済は雇用環境は過熱してもいないし、それでいて好調な水準なので、引き続きアメリカ経済は良好だと言えます。

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