ナスダック総合

 


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CPIとPPi、輸入物価の発表を受けてPCEの市場予想が出揃いました。

コアPCEは

前月比で0.17%の上昇

前年比で2.9%

となっており⬇️

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上記から⬆️

6月は前月比0.2%の上昇

7月は前月比0.1%の上昇

8月は前月比0.1%の上昇

9月は前月比0.3%の上昇

10月は前月比0.1%の上昇

11月は前月比0.1%の上昇

となっていて6月から11月までの6ヶ月平均の年率換算は1.87%となっていて、ここに12月の前月比0.17%が加わることになり、2%の物価目標に達してから7ヶ月が経つことになります。

1月も同程度が予想されることから、2%の物価目標に達してから8ヶ月が経つことになります。

あと4ヶ月で2%の物価目標を達成し下回る水準に入って行くことから単純化すれば、あと4ヶ月で政策金利は現行の5.5%から自然利子率の0.5%にまで5%も利下げする必要性が出る計算です。

既にFOMCでは12月に物価見通しを0.5%下方修正しており理屈からすれば12月に0.5%の利下げとなるのですが、それを見送っており、遅くとも1月に利下げすべきですが、それさえ見送ると3月には1%は少なくとも利下げする必要があり、物価の急低下から見ると3月には2%程度の利下げが必要となるくらい物価は急低下しており、FRBは極端に利下げが後手に回っていて、先送りすればするほど極端な利下げとなって行く状態にあります。

今月末のFOMCではPCEの発表後に行われるので想定外にコアPCEが急低下していることが確認されることから3月利下げを強く示唆する内容になると思います。

次に⬇️

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上記のように⬆️ナスダック100は幅広く爆上げとなりました。

まだ四半期決算発表は始まったばかりでの爆上げとなっているので、それだけ事前の下調べでの業績見通しが上振れしていることになり、かなり強めな四半期決算発表となり、更にFOMCで3月利下げが確定的となり割りと強烈な爆上げラリーとなって行きそうです。

四半期決算発表シーズンの、このタイミングで幅広く爆上げするのは珍しいので、それだけ決算発表は強めな結果で着地するとの準備調査の結果となっている訳です。

私の想定以上に強めな爆上げラリーとなりそうで、ダウ平均、ナスダック100、S&P500の3指数が競うように過去最高値を更新して行く爆上げラリーとなり、ちょっとしたお祭り騒ぎの決算発表ラリーとなりそうです。

昨日はアトランタ連銀のボスティック総裁が⬇️

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上記のように⬆️物価次第で利下げを早めると明言しており、月末に発表されるコアPCEは2%の物価目標を下回る水準となり下回る状態となってから7ヶ月が経過したことが確認されるので、3月利下げは確定的と思います。

GDPナウは変わらず2.4%でした。⬇️

最新の推定値: 2.4% -- 2024 年 1 月 18 日

2023年第4四半期の実質GDP成長率(季節調整済み年率)のGDPNowモデル予想は1月18日時点で2.4%で、四捨五入後の1月17日と変わらず。今朝米国勢調査局が発表した住宅着工報告を受けて、第4四半期の実質住宅投資の伸び率は0.2%から-0.4%に減少した。

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