S&P500とナスダック



S&P500とナスダック100の終値は

S&P500は4868.55

ナスダック100は1万7499.3

先週金曜日は予想EPSは

S&P500は225.42(先々週金曜日は221.78)

ナスダック100は595.39(先々週金曜日は590.01)

PERは

S&P500は21.6倍(4868.55÷225.42)

ナスダック100は29.39倍(1万7499.3÷595.39)

益回りは

S&P500は4.63%(1÷21.6)

ナスダック100は3.4%(1÷29.39)

10年債の金利は4.18%

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予想インフレ率は2.3%

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実質金利は1.88%(4.18%-2.3%)

イールドスプレッドは

S&P500は2.75%(4.63%-1.88%)

ナスダック100は1.52%(3.4%-1.88%)

となります。

先週金曜日の予想EPSは

S&P500は225.42(先々週金曜日は221.78)

ナスダック100は595.39(先々週金曜日は590.01)

となるので

益回りと予想EPSから見た理論値は

S&P500は4508.4(225.42÷5%)

ナスダック100は1万6538.61(595.39÷3.6%)

となることから

S&P500は7.4%の割高(4508.4÷4868.55)

ナスダック100は5.49%の割高(1万6538.61÷1万7499.3)

となりますが、実績EPSに対して予想EPSは低過ぎることから実績EPSと益回りから見た理論値も見て行きます。

先週金曜日の実績EPSは

S&P500は225.42(先々週金曜日は219.24)

ナスダック100は571.99(先々週金曜日は559.05)

実績EPSと益回りから見た理論値は

S&P500は5635.5(225.42÷4%)

ナスダック100は1万9066.33(571.99÷3%)

となるので

S&P500は15.8%の割安(5635.5÷4868.55)

ナスダック100は8.95%の割安(1万9066.33÷1万7499.3)

となりますが実績EPSと益回りから見た理論値とは中長期的なベースラインとなり物価が前年比で2%に近付き、利下げされて物価と金融政策が正常化して来る過程で達すると判断しているターゲットラインとなり、それを予想値としています。

昨日は製造業PMIとサービス業PMIの発表があり市場予想を上回り引き続きアメリカ経済は好調との認識が広がり、金利は上昇したので上値は重くなりましたが、今は何かしらの制約があることで極端な爆上げを抑制出来るので極端な爆上げを抑制する要因があった方が良いような状況にあります。

アメリカ市場の強気相場は非常に長いので、とりあえず買って行く投資家が殺到することから何かしらの制約要因があることで極端な爆上げは抑制出来て市場の過熱を抑えられるので良いのです。

四半期決算発表は半導体、ハイテクは特に好調なので決算発表を受けて極端に爆上げするケースが続出しており、アメリカの四半期決算シーズン恒例のお祭り騒ぎの相場となっています。

アメリカ市場は四半期決算ごとに、このような決算発表を素直に好感して上昇して行くラリーとなる傾向が強く、基本的にはアクシデントが無ければ、ちょっとしたお祭り騒ぎとなり上昇して行くのが恒例行事となります。

ナスダック100は私が算出している実績EPSと益回りから見た理論値まで、あと8.95%となり理論値が正しいことが証明される目前となって来ました。

予想EPSと益回りから見た理論値はS&P500、ナスダック100共に昨年の爆上げにより的中となり私が算出している理論値は正しいと証明されているので今は利下げを織り込みながら実績EPSと益回りから見た理論値を目標のターゲットラインとし、それを予想値としていますが、ナスダック100は利下げ前から近付いて来ました。

まだ利下げ前だし金利も高いので爆上げラリーは、まだ初期の時期だと思います。


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