S&P500とナスダックの終値

 


S&P500とナスダック100の終値は

S&P500は4894.16

ナスダック100は1万7516.99

先週金曜日は予想EPSは

S&P500は225.42(先々週金曜日は221.78)

ナスダック100は595.39(先々週金曜日は590.01)

PERは

S&P500は21.71倍(4894.16÷225.42)

ナスダック100は29.42倍(1万7516.99÷595.39)

益回りは

S&P500は4.61%(1÷21.71)

ナスダック100は3.4%(1÷29.42)

10年債の金利は4.13%

画像

予想インフレ率は2.29%

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実質金利は1.84%(4.13%-2.29%)

イールドスプレッドは

S&P500は2.77%(4.61%-1.84%)

ナスダック100は1.56%(3.4%-1.84%)

となります。

先週金曜日の予想EPSは

S&P500は225.42(先々週金曜日は221.78)

ナスダック100は595.39(先々週金曜日は590.01)

となるので

益回りと予想EPSから見た理論値は

S&P500は4508.4(225.42÷5%)

ナスダック100は1万6538.61(595.39÷3.6%)

となることから

S&P500は7.88%の割高(4508.4÷4894.16)

ナスダック100は5.59%の割高(1万6538.61÷1万7516.99)

となりますが、実績EPSに対して予想EPSは低過ぎることから実績EPSと益回りから見た理論値も見て行きます。

先週金曜日の実績EPSは

S&P500は225.42(先々週金曜日は219.24)

ナスダック100は571.99(先々週金曜日は559.05)

実績EPSと益回りから見た理論値は

S&P500は5635.5(225.42÷4%)

ナスダック100は1万9066.33(571.99÷3%)

となるので

S&P500は15.1%の割安(5635.5÷4894.16)

ナスダック100は8.84%の割安(1万9066.33÷1万7516.99)

となりますが実績EPSと益回りから見た理論値とは中長期的なベースラインとなり物価が前年比で2%に近付き、利下げされて物価と金融政策が正常化して来る過程で達すると判断しているターゲットラインとなり、それを予想値としています。

昨日発表されたGDP速報値ではPCEが低めに出たので今日発表のPCE、コアPCEは共に市場予想を下回る水準となるのは確実と思われ、3月利下げを催促するような結果となりそうです。

既にアメリカのハーバード大学出身の経済学者やノーベル経済学賞を受賞した経済学者、著名なシンクタンクの所長などが3月に利下げすべきとの見解を表明するなど利下げを催促する声が一斉に上がっていて、少なくとも3月利下げは確実視され、あとは、どのくらいのスピードで利下げして行くのが適正なのかが議論の対象に移って来ています。

データから見ると1月利下げが適正となるので電撃的に1月利下げとなる可能性も十分にあり、あとはFRBの決断を残すだけとなっています。

もうデータ上は利下げすべきとの水準となっているので今日のデータを確認して1月利下げを決断する可能性も十分にあります。

もう完璧に物価問題は解決済みとなっており、GDPデフレーターは1.5%にまで低下しているのでデフレが懸念される水準となっており、1月に0.5%の利下げが適正な水準となっています。

あとはFRBの決断を残すだけです。

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