ユーロ経済のポテンシャル
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
まずはユーロ圏のGDPの金額のデータを見て行きます。⬇️

上記は⬆️ユーロ圏のGDPの金額の推移となり、この変化率が成長率となります。
上記のように、このところユーロ圏経済は、ほとんど横這いで経済成長が止まっていることが分かります。
理由は明確で⬇️


上記のように⬆️物価は高く、金利はコロナ禍前はゼロ%だったのに物価抑制目的で4.5%にまで利上げされており、物価高騰と金利高騰により経済成長率は抑制され止まっていると分かります。
この状態から物価は既に抑制されたので⬇️

上記のように⬆️CPIの価格指数は既に横這いとなっており、今年は利上げ前のゼロ%にまで4.5%も利下げされる可能性があります。
ユーロ圏の経済成長を止めていた要因となって来た物価高騰が止まり金利高騰は利下げにより急低下して来ると、経済成長が抑制されて来た反動も手伝い高めな経済成長率となって行くことが予想されます。
物価や金利高騰により住宅販売が抑制された
物価や金利高騰により自動車販売が抑制された
物価や金利高騰により家電販売が抑制された
物価や金利高騰により洋服販売が抑制された
このような需要が抑制されて来た反動により高めな経済成長が利下げにより始まって行く可能性が高いのです。
ユーロ圏の人口を見て行くと⬇️

上記のように⬆️増加率は緩やかとなって来ましたが、それでも増加は続いており、
GDPを人口で割ると
GDP÷人口=一人あたりの生産性
となるので
人口×生産性=GDP
となることから人口増加は、それだけGDP成長を押し上げる要因となるのでユーロ圏の経済成長は期待出来る状況が中長期的に続く訳です。
ユーロ圏の対GDP比の家計債務は⬇️

上記は⬆️対GDP比の家計債務となります。
リーマンショック前後に積み上がった過剰債務が完全に解消されリーマンショック前の低い水準にまで急低下していることが分かります。
つまりユーロ圏には過剰債務も無いことから利下げされれば経済が成長しやすい環境にあると分かります。
ユーロ圏版S&P500と言える欧州ストックス600は⬇️


上記のように⬆️欧州ストックス600は過去5年では33.5%の上昇となっており、上昇して行く強さはあると分かる一方で過去1年では4.9%の上昇にとどまり、物価高騰や金利高騰が株価上昇を抑制して来たことが読み取れます。
やはり利下げされて行くと上昇する余地が大きいと予想されるデータとなっています。
S&P500もオルカンもドル建てなのでドル/円で円高が進む時のリスクヘッジにはならないことからドル/円での円高リスクへのリスクヘッジとしてもポートフォリオの一部に為替リスクやアメリカ経済のリスクヘッジとしてユーロ圏への投資は分散投資として有効かと思います。
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
コメント
コメントを投稿