ユーロ圏の物価
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まずはユーロ圏のCPIとコアCPIの価格指数を見て行きます。⬇️


上記は⬆️ユーロ圏のCPIとコアCPIの価格指数のデータとなり、価格指数なので、この変化率が前月との比較なら前月比の上昇率となり前年との比較なら前年比の上昇率となります。
先月も触れましたが、今月の最新データでも、もう一目瞭然ですが、ユーロ圏は物価上昇の再加速とか高止まりなどではなく、ほとんど上がらなくなっていて足元ではデフレ化が懸念される状況となっています。
2月に発表される1月のCPI、コアCPIは昨年1月の価格指数が低いので前年比では、まだ高めの水準とはなるでしょうが、
3月に発表される2月のCPI、コアCPI
4月に発表される3月のCPI、コアCPI
この辺りで急低下し
5月に発表される4月のCPI、コアCPI
このタイミングでは前年比でCPI、コアCPI共に2%を割れると予想され、既にデフレ化が懸念されるほど横這いが続いていることから政策金利は自然利子率の0.5%程度まで短期間で利下げされて行くと予想されます。
現在のユーロ圏の政策金利は⬇️

上記のように⬆️ユーロ圏の政策金利は4.5%と高止まりしており、年内に4.5%から0.5%へと4%も利下げされて行くと予想出来る物価動向となっていて
債券価格は
金利が下がると債券価格は上がる
金利が上がると債券価格は下がる
という関係性となっているので、それだけユーロ圏の債券価格の爆上げが期待出来る環境にあるのです。
また利下げラッシュとなると株式市場には強い追い風となるのでユーロ圏版のS&P500と言えるストックス欧州600はS&P500のリスクヘッジとなります
更にドル/円のリスクヘッジともなります。
仮にドル/円でドル安、円高が進んでもユーロ/ドルではユーロ高となるので
ユーロ/円では円安
という傾向が期待されるのでドル/円の円高リスクのリスクヘッジとしてはユーロ資産を保有することは有効になると思います。
ストックス欧州600は⬇️

上記のように⬆️幸か不幸かユーロ版S&P500と言えるストックス欧州600は過去1年で4.87%の上昇にとどまっており、利下げラッシュとなると爆上げが期待されるのです。
ストックス欧州600とはユーロ圏の時価総額上位600銘柄で構成された指数となるので欧州版S&P500と言えて、それだけリスクを抑えながらユーロ圏全体に分散投資していることにもなるので
S&P500のリスクヘッジ
ドル/円のリスクヘッジ
日本市場のリスクヘッジ
これらのリスクヘッジとして有効に機能すると期待されます。
ユーロ圏への債券投資とストックス欧州600のインデックスファンドへの投資は有効なポートフォリオの候補だと思います。
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