名目GDPと実質GDP

 



名目GDPは⬇️

画像


上記のように⬆️物価も含めた名目GDP成長率は4.8%の成長率となり非常に高い結果となりました。


実質GDP成長率は⬇️

画像

上記の⬆️ように実質GDP成長率は3.3%の成長率となりました

市場予想を大きく上回り3.3%の高い経済成長率となったのは

名目GDP成長率-物価上昇率=実質GDP成長率

となるので物価上昇率が

4.8%-1.5%=3.3%

となるので10月~12月期の物価上昇率は1.5%にまで急低下していたことになります

この水準だと1月に即座に利下げする必要がありますが、先送りしても3月からは利下げラッシュとなりそうです

また

実質GDP成長率+物価上昇率=名目GDP成長率

となるので売上や利益、賃金などは全て名目値となるので株価には名目GDP成長率が、より重要となります。

実際に名目GDP成長率とS&P500のEPSは連動しており、非常に単純化すれば名目GDP成長率が高いとS&P500のEPSの上昇率も高くなります。

バフェット指数と呼ばれバフェットさんが発見した経済と株式市場の関係とは名目GDPと株式市場の時価総額の関係となりますが、名目GDPが成長するとアメリカの株式市場の時価総額も増加するという関係性となります。

GDPを労働者数で割ると

GDP÷労働者数=一人あたりの労働生産性

となるので

労働生産性×労働者数=GDP

となることから労働生産性とは

売上-他社への支払い=労働生産性

となるので労働生産性とは結局は企業の粗利益となります。

株価を分解すると

EPS×PER=株価

となりますが、EPSとは1株当たりの利益を意味し1株当たりの利益とは

税引き後純利益÷発行済株式数=1株当たりの利益

となるので結局は労働生産性とは1株当たりの利益となるので名目GDP成長率とS&P500のEPSは綺麗に連動して来たのです。

私は昨年7月時点から10月~12月期も3%を超えるような高い経済成長率になると予想して来ましたが、まさかの的中となりました

コメント

このブログの人気の投稿

OpenAI

設備稼働率のデータ

投資家の余剰資金

輸入物価

2024年のアメリカ市場

予想インフレ率

ナスダック100の終値

CPIの結果

CPIを季節調整した後と前