QTに影響するリバースレポ

 


この記事ではリバースレポ、ジャンク債、投資適格債、予想インフレ率など8つのデータを分析し解説しています。

社債や予想インフレ率のデータを確認することでナスダック、S&P500、ドル/円の分析や予想も出来ます。

予想インフレ率は世界中の投資家のベンチマークとなっておりあらゆる資産の基準となるデータです。

私の記事はデータ分析と予想が中心で用語解説も交えながら進めてるので初めて株を取引する人でも直ぐに理解出来て予想は参考になると思います。

データの内容は個人投資家がほとんど見たことが無いか見ないデータが大量に出て来るので経済や株式市場、債券市場、ドル/円など誰でも詳しくなると思います。

この記事ではリバースレポ、ジャンク債、投資適格債、予想インフレ率など8つのデータを分析し解説

社債や予想インフレ率のデータを確認することでナスダック、S&P500、ドル/円の分析や予想も出来ます

予想インフレ率は世界中の投資家のベンチマークとなっておりあらゆる資産の基準となるデータです。



まずは投資家の余剰資金の置き場となるリバースレポから見て行きます。⬇️

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上記のように⬆️リバースレポは連日で増加となりました。

一時0.6兆ドルを割っていましたが、0.625兆ドルまで増加しており、およそ0.03兆ドル、1ドル148円換算だと4.4兆円なのでアメリカ市場の規模感から見ると、さほどの増加ではありませんが、それでも底打ちして増加、又は横這いとなって来た可能性があります。

既に準備預金は増加に転じていることから、やはり事実上、FRBによるQTは終了となっていると思います。

ついにFRBによるQTも事実上、終わったと思います。

これを事前に分析し予想して的中させることが出来たのは誇りに思います。

次に投資適格債とジャンク債の上乗せ金利を見比べて見ます。⬇️

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上記は⬆️上段が投資適格債の上乗せ金利となり下段はジャンク債の上乗せ金利となります。

今日は投資適格債とジャンク債の上乗せ金利の違いを見比べて市場のリスク許容度を考えて見ます。

このところの国債の金利上昇により微妙に投資家心理の影響があり、リスク許容度により微妙な違いが出ていると思います。

単純に投資適格債の上乗せ金利は順調に低下しジャンク債の上乗せ金利は彷徨うように乱高下しているという分かりやすい違いが出ています。

投資家さんの投資適格債への想いとジャンク債への想いの違い

投資適格債は安心出来るので信頼して積極的に買って行く

ジャンク債はちょっと不安だから買うか買わないか迷う

ごめんなさい

女性が男性に向ける心理みたいで、ちょっとウケちゃいました。

投資適格債くんは安心出来る相手だから積極的にお付き合いする

ジャンク債くんはちょっと危険な相手だからお付き合いするかお付き合いしないか迷っている

そんな女性の心理と投資家の心理は似通うのだなぁって、ちょっと新鮮な発見です。

やはり利下げが目前となり高い利回りを得られるジャンク債は魅力的でも本格的に投資するかは迷うという投資家心理が上乗せ金利によく出ていると思います。

次に投資適格債とジャンク債の実際の金利を見比べて行きます。⬇️

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上記は⬆️上段が投資適格債の実際の金利となり下段はジャンク債の実際の金利となります。

こちらは特に感想はなく、全体として金利が急低下し、それだけ企業の利払いが低下することから企業業績を押し上げて株価にはプラスとなって来ます。

次に今日も記事の重要性から下記はひとまとめで簡単に触れて終わりと致します。⬇️

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上記は⬆️上から順に

1、10年債の予想インフレ率

2、前半5年の予想インフレ率

3、後半5年の予想インフレ率

となりますが、いずれも目安となる2.3%を超えており、本来なら株式市場には強いマイナスの材料となり2%くらいの暴落となっていても良い状況ですが、真逆に爆上げとなり過去最高値更新ラッシュとなり、それだけ企業業績が好調と言えます。

また、どのみち利下げされるなら目先の金利上昇はノイズに過ぎず無視できるとも見切っているとも言えます。

アメリカ企業の業績が非常に好調との事前調査の結果となっているとも言えます。

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