FRBによるQT
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経済学と金融理論、会計、マーケティング理論の知識をベースに記事を書いてます。
またニューヨークを拠点とした全米で上位1%に評価されているヘッジファンドの分析手法を参考にしてデータ分析し予想してます。
米国の経済学者やヘッジファンドの分析レポートも日々読んで参考にしてます。
私の記事はデータ分析と予想が中心で用語解説も交えながら進めてるので初めて株を取引する人でも直ぐに理解出来て予想は参考になると思います。
データの内容は個人投資家がほとんど見たことが無いか見ないデータが大量に出て来るので経済や株式市場、債券市場、ドル/円など誰でも詳しくなると思います。
この記事ではFRBによるQTは事実上、既に終わっていることをFRBのバランスシートの総資産、準備預金、リバースレポ、現金流通量から解き明かして行きます。
まずは総資産から見て行きます。⬇️

昨日も確認しましたが上記は⬆️FRBの総資産のデータとなります。
先週は僅かに増加し今週は僅かに減少していますが、ほぼ横這いとなっており、私が立てた仮説通りに総資産は減らなくなって来ており、まだ、この時点で結論は早すぎるのですが、一方で投資や経済の分析はいち早く兆候を見つけることが先行者利益を得られることから重要な判断となります。
その意味において銀行の余剰資金の置き場となる準備預金は底打ちし増加に転じて来て、その後、投資家の余剰資金の置き場となるリバースレポは減らなくなり、準備預金も減らなくなり、事実上、QTは終わるとの仮説通りに推移しており、仮説は正しかったことが証明されているのではと先走り気味とはなりますが、兆候をいち早く掴むのが投資判断には極めて重要となることから決め打ち的な表現で書いています。
昨日との違いは今朝発表されたリバースレポが比較的、多めに増加していたことから改めて取り上げています。⬇️



上記のように⬆️負債勘定の3つの主体となる準備預金、現金流通量、リバースレポのうち準備預金は増加に転じて増加傾向が明確となり現金流通量も増加傾向なので残るポイントとなるのはリバースレポを残すのみとなっていましたが、リバースレポも増加しているので大きな転換点の可能性が高そうなのです。
来週以降も確認して行きますが、ついにFRBによるQTは事実上、終わったと言えるのではと思います。
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