企業の仕入価格
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PPiの結果は⬇️

⬆️上記のような結果となり市場予想を下回り11月分も下方修正されました。
次にFRBが正式な物価目標としているコアPCEの3割を構成しているコアPPiの結果を見て行きます。⬇️

⬆️上記のような結果となりました。
コアPPiは前月比で0.2%の上昇となり1月末に発表されるコアPCEは現時点での市場予想の0.2%と同じか、やや下回る水準になると予想されます。
コアPCEに算出されるのはコアPPiの中で、さらに貿易サービスを除いた指数となり、エネルギーと食料品、貿易サービスを除いたコアPPiがコアPCEの先行指数となり3割が反映されて行きます。
残る7割が昨日発表されたコアCPIとなりますが⬇️

上記のような⬆️結果となりましたが、このコアCPIのデータから現時点で算出されているコアPCEは前月比で0.2%となっているので先ほど発表されたコアPPiが0.2%という結果となったので前月比で0.2%か、やや下回る水準となりそうです。
結果としてコアPCEは⬇️

上記から⬆️
6月は前月比0.2%の上昇
7月は前月比0.1%の上昇
8月は前月比0.1%の上昇
9月は前月比0.3%の上昇
10月は前月比0.1%の上昇
11月は前月比0.1%の上昇
となっていて6月から11月までの6ヶ月平均の年率換算は1.87%の上昇となっていることから、これに12月も前月比で0.2%以下の水準で加わるので、あと5ヵ月で前年比でもコアPCEは2%の物価目標が達成されることになります。
PPiは企業の仕入価格となるので企業は生産性を向上させて仕入価格の上昇分の一部を吸収し、吸収しきれない分を価格転嫁して値上げすることから必ずというくらい
PPi上昇率>PCE上昇率
という関係性となり、PPiの上昇率よりもPCEの上昇率が低くなります。
コアPPiの前年比を見ると⬇️

⬆️という結果となり、11月分が0.1%下方修正されたのでコアPCEの前年比も下方修正されるので今回は前年比が低めに出るサプライズとなりそうです。
コアPCEは数ヶ月のタイムラグはありますが、必ずコアPPiは下回って来るので、この視点から見てもFRBが正式な物価目標としているコアPCEは2%の物価目標に達して来る訳です。
3月利下げは確定的となり、1月サプライズ利下げの可能性もあります。
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