世界の物価
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まずはインドのCPIから見て行きます。⬇️

上記のように⬆️インドのCPIの価格上昇は2ヶ月連続で前月比で下落しており上昇傾向が止まっていることが分かります。
このCPIの動向の背景となっているのが企業の仕入価格となるPPiを見ると把握出来ます。⬇️

上記のように⬆️インド企業の仕入価格となるPPiは1年も横這いとなっておりインドの物価が上がる要素が無くなっていることが分かります。
次に中国のCPIを見て行きます。⬇️

上記のように⬆️中国のCPIの価格指数も1年も横這いとなっており中国の物価高騰も完全に止まり、むしろデフレ懸念となっていることが分かります。
次に中国企業の仕入価格となるPPiを見て行きます。⬇️

上記のように⬆️中国企業の仕入価格となるPPiは過去1年も緩やかな下落傾向となっており、中国では物価が上がる要素が無いばかりか、むしろデフレが懸念される状態にあることが分かります。
次にアメリカへの輸出拠点となっているメキシコのCPIの価格指数を見て行きます。⬇️

上記のように⬆️メキシコのCPIは物価高騰は止まっていますが、やや上昇傾向が続いていると言えます。
メキシコのCPIの行方はメキシコ企業の仕入価格となるPPiを見れば把握出来るのでPPiを見て行きます。⬇️

上記のように⬆️メキシコ企業の仕入価格となるPPiは高騰は完全に止まり横這いとなって来ており、メキシコのCPIも上がる要素が無くなっていることが分かります。
以上のように世界の製造業の三大拠点となるインド、中国、メキシコに共通するのは企業の仕入価格となるPPiの高騰は完全に止まり、CPIも上昇が止まって来ていると確認されます。
つまり今後の世界の物価動向は高騰から抑制、抑制から緩やかな上昇、緩やかな上昇から横這いへとデフレ傾向となって行くことが示唆されます。
日本やアメリカ、ユーロ圏などの先進国よりもインド、中国、メキシコなどの新興国の方が物価上昇率は高めになる傾向があり、インド、中国、メキシコなどの新興国の物価高騰が落ち着きデフレ傾向となって来ると日本やアメリカ、ユーロ圏などの先進国の物価高騰は完全に止まり横這い傾向かデフレ傾向となって行くのです。
デフレ傾向が長続きすることはありませんが来年に関しては横這いか上昇しても2%を下回るようなデフレ懸念が世界的な傾向となって行くと予見されるインド、中国、メキシコの物価動向となっています。
それだけ来年は世界的に急激な利下げラッシュとなって行くことが予想されるのです。
金利が下がると債券価格は上昇する関係性にあります。
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