金融理論
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日経平均の終値は3万5577.11円
予想EPSは2276.21円
PERは15.63倍
益回りは6.4%
金利は0.58%
イールドスプレッドは5.82%(6.4%-0.58%)
イールドスプレッドの理論値は6%と判断しているので益回りの理論値は
6%+0.58%=6.58%
益回りと予想EPSから見た日経平均する理論値は
3万4592.86円(2276.21÷6.58%)
となるので
日経平均は2.77%の割高(3万4592.86円÷3万5577.11円)
となります。
今日は予想EPSが大幅に上方修正されましたが昨日の引け後に発表されたファーストリテイリングの四半期決算が市場予想を上回り⬇️

上記のように⬆️ファーストリテイリングが爆上げとなり、日経平均を1銘柄だけで231円も押し上げており、年初来の爆上げラリーを継続させる原動力となりました。
ファーストリテイリングのように海外の売上比率が高く、かつ上昇している企業は海外展開を増やして行くことにより、成長余地は広がることから、このような企業が増えて来ると日本経済は人口減少で停滞となってしまっても株価は上昇して行けることから期待出来る結果です。
ただ、このところの爆上げにより割高となっていて警戒は必要な局面なので信用取引などリスクの高い取引は控えたい局面です。
爆上げした今のようなタイミングで少しずつ利益を確定して手元資金を積み上げて、下落した時に買える資金を確保出来るとバランスの良い資産運用となって行くのかなと思います。
アメリカ市場は今日から大手銀行の決算発表が始まり、来週から四半期決算発表シーズンが本格化して来ます。
決算発表シーズン前にはアナリスト予想は厳しめとなるので、そのタイミングで今週は堅調だったことから、それだけ決算発表シーズンは期待出来る状況と言えます。
アメリカ市場では四半期決算発表が始まると70%~80%の銘柄は市場予想を上回る決算発表で着地となり上方修正され、企業業績が素直に好感され株価が上昇するのが通常となります。
四半期決算発表シーズンだから必ず上がる訳では無いですが、今回は事前に上昇しているので傾向としては決算発表は好調が予想され、上昇ラリーとなって行くと予想しています。
今週もお疲れ様でした。
良い週末をお過ごし下さいませ。
追伸
今日はのちほどPPiの発表があるので速報致します。
PPiが発表されるとPCEの精度が高い予想が出揃うので、事実上、今日のPPi発表によりPCEの水準が決まります。
今日で事実上、PCEが決まるのでFOMCに向けてポジション調整が始まることから値動きは激しくなりますが、それも相場なので振り回されないようにお気をつけ下さい。


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