割高

 


日経平均の終値は3万5963.27円

予想EPSは2281.93円

PERは15.76倍

益回りは6.35%

金利は0.67%

イールドスプレッドは5.68%(6.35%-0.67%)

イールドスプレッドの理論値は6%と判断しているので益回りの理論値は

6%+0.67%=6.67%

益回りと予想EPSから見た日経平均する理論値は

3万4211.84円(2281.93÷6.67%)

となるので

日経平均は4.87%の割高(3万4211.84円÷3万5963.27円)

となります。

金利が上昇したこともあり、1751円も算出上ではありますが割高となりました。

来週は日銀の金融政策決定会合があり、イールドカーブコントロールが突如として解除される可能性もあり、市場のバランスが非常に悪くなっています。

債券市場では来週の金融政策決定会合に向けて債券を売り政策変更に備えた金利上昇への布石が着々と打たれていて、仮に政策変更や利上げ示唆など金利上昇に繋がる内容なら債券売りと株売りを仕掛ける準備が整えられています。

これだけバランスが悪いのも久しぶりなので、金融政策がどうなるかは分かりませんが、イールドカーブコントロールは事前の予告なして一瞬で決めて抜き打ち的に断行することから決定すれば市場に大きなショックが広がると予想されます。

結末が、どうなるかは分かりませんが、大きな波乱がある可能性が高いと思います。

少なくともヘッジファンドなど、その為の布石を打っていることは確かだと思います。

アメリカ市場は四半期決算が想定以上に好調となりそうでポジションを積み上げて決算発表に備えているラリーとなっている感じです。

今日こそS&P500も過去最高値更新となりそうです。

今回の四半期決算発表シーズンはS&P500、ナスダック100、ダウ平均の過去最高値更新ラリーと予想しています。

今週もお疲れ様でした。

良い週末をお過ごし下さいませ。


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こちらはドル建て日経平均となります。


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