新規失業保険申請者数

 



まずは新規失業保険申請者数のデータを見て行きます。⬇️

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上記の⬆️ような結果となりました。

先週より増加しましたが水準は低くに強い結果と言えます。

文字通り新規に失業保険を申請する人のデータなのでリストラされたり自ら進んで転職しようとしている労働者が減少していることを意味しています。

新規失業保険申請者数は雇用統計の先行指数となりますが、最近は減少傾向となっていて水準は低く雇用環境は非常に良好であり、力強い経済成長の土壌が整っていると言えます。

次に継続して失業保険を受給している失業者のデータを見て行きます。⬇️

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⬆️上記のような結果となりました。

継続して失業保険を受給している失業者は先週より増加していますが、水準そのものは183万人程度と低く強い水準ではありませんが雇用の過熱とはならず程よい水準だと思います。

過去のリセッションの局面では300万人を超えるくらいの水準で起きていることから懸念するような水準では無いです。

アメリカ時間の24日に発表された民間の求人の最新データは⬇️

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上記のように⬆️民間の求人は緩やかな減少傾向が続きますが、コロナ禍前の水準は大きく上回る水準なので、引き続き雇用環境は良好であり、アメリカ経済は力強い成長が続くと予想されます。

次に求人の増加が期待出来る製造業の工場建設のデータを見て行きます。⬇️

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上記の⬆️ようにアメリカ国内への工場建設は急増しており、今年から来年にかけて多くが完成して来ることから半導体や電気自動車、蓄電池など世界最先端の製造業の雇用が大量に生まれて来るので、雇用の好調は数年単位で続くことになり、アメリカ経済の安定した成長の原動力となって行くと思います。

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