日本で物価上昇
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まずは先日も触れた輸入物価とCPIのデータから見て行きます。⬇️



上記から⬆️
1、輸入物価の価格指数はコロナ禍前後で100程度でしたが足元では162くらいまで60%以上上昇している(最新データが発表され167から162まで低下しました)
2、輸出物価はコロナ禍前後の100くらいから133くらいまで33%くらい上昇している
3、CPIはコロナ禍前後の100くらいから107くらいまで7%くらい上昇している
という状態です。
これを単純化して考えて行きます。
まずは輸出する企業の場合から考えます。
例えば
輸出企業は輸出すると1万3300円で販売出来る状態にあります。
一方で国内で販売すると1万0700円でしか販売出来ていない比率となります。
インバウンド関連とは外国人の旅行客となりますが、外国人旅行客が日本国内で消費する宿泊代や食事代などはサービスの輸出としてカウントされるので輸出物価となります。
これを国内の観光ホテルに置き換えると
外国人旅行客向けなら1人1万3300円
日本人旅行客向けなら1人1万0700円
この状態になっていることを意味します。
で、あなたが観光ホテルの経営者なら、どちらを選択しますか?
となる訳です。
同じ観光ホテルの同じ部屋の宿泊代が
外国人旅行客向けなら1万3300円
日本人旅行客向けなら1万0700円
となっている状態なので観光ホテルの宿泊代は自ずと外国人旅行客向けの宿泊代に近づいて行く訳です。
同じことは野菜や果物、お米、自動車、家電品、衣類などあらゆるモノやサービスにも起きて来ます。
更に輸入物価は62%上昇していて輸出物価が33%の上昇なら、やがて輸出物価も輸入物価に近づいて行くことから
輸入物価→輸出物価→CPI
という順番で上がって行きます。
で実際に数年はかかるとしてもCPIが30%以上も上がって行くのは景気に関係なく止める必要があるので物価上昇を抑制する為には利上げ一択となることから利上げラッシュに追い込まれて行くと私は分析している訳です。
インバウンドも含め輸出すると30%も値上げ出来るので企業経営者の大半は輸出を優先し販売価格を上げて行きます。
インバウンド関連としてはホテル、飲食店、マンション、洋品店、レジャー施設、スポーツ、芸能、音楽などは販売価格は既に高騰が始まっていますが、海外や外国人向けに大幅に価格を引き上げても、まだ円安もあり割安のままとなるので、この構図を上手く活用すれば日本経済もバブル化して行けるはずなのです。
私は、この円安を活かした価格戦略で経済をバブル化させることは可能であり
かずおバブル
と期待して来たので、利上げとのバランスを取りながら経済は好調になって行くと期待も込めて予想して来たのですが、現状では日本経済は悪化の方向に向かっており私の期待はずれとなっているのが実態です。
1%利上げすれば年金生活者が保有している1000兆円の預金に1%の利息が付いて利息収入は年間で10兆円も増えるので年金生活者の消費も爆発的に激増して行きます。
今年こそは
かずおバブル
に期待し、円安を活かしながら値上げと利上げと賃上げの好循環を実現して欲しいと淡く期待しています。
今年こそ 実現しよう かずおバブル
と締めたいと思います。
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