アメリカ経済
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
まずは前年同週比の経済成長率を見て行きます。⬇️

上記は⬆️最終的に正式なGDP成長率の前年比となるので実態としては前年同週比の経済成長率となります。
週よって大きく振れますが、最終的に線の状態となるので平均値や傾向が重要となります。
もう分かりやすく右肩上がりで経済成長が加速しており、私はリセッションに向かっているのではなく、経済成長が加速して来ると昨年前半から分析して来たので、それが的中という結果となっています。
それにしても見事な経済成長の加速となっており、通常なら経済の過熱を抑制する目的で利上げして金融を引き締めて行くようなデータとなるのでFRBも迷うのだとは思います。
ただ、どんなに経済成長率が高くても物価が2%を割りデフレ化して来るなら利下げして対応する必要はあり、現行は政策金利が5.5%と異様な高さなのでデフレ化を防ぐ為には結局は自然利子率の0.5%程度まで引き下げて行く必要があるので結局は利下げラッシュとなって行くと思います。
次に金融ストレス指数を見て行きます。⬇️

上記は⬆️様々な金利やイールドスプレッドなど市場の18のデータを指数化した指数であり金融ストレス指数と呼ばれています。
経済に対して金融が引き締まっているのか?
それとも
経済に対して金融は緩和されているのか?
を客観的なデータで把握することが出来る指数であり、
ゼロを上回ると経済に対して金融は引き締まっている状態
となり
ゼロを下回ると経済に対して金融は緩和されている状態
となります。
現状でマイナスの0.68まで低下しており、ジャンク債、投資適格債、上乗せ金利、住宅ローンなど様々な金利が急低下しており、市場ではいち早く大幅な金融緩和を先取りしていると言えます。
つまり経済に対して金融が大幅に緩和されている状態となって来たので経済成長が加速しているとも言えるのですが、
アメリカ経済は無敵の強さ
という様相です。
次にデータが遡れる過去のデータを見て行きます。⬇️


上記は⬆️縦のグレーの線がリセッション入り時となりますが
1、前年同週比の経済成長率がマイナスになるとリセッション入りしている
2、前年同週比の経済成長率がプラスの時はリセッション入りしていない
3、金融ストレス指数はゼロを下回る状態の時にリセッション
4、金融ストレス指数がゼロを上回り1を超えて来るとリセッション入りしている
という法則性があります。
そして2022年、2023年と見るとリセッション入りの兆候は無かったと分かるのです。
リセッション騒動は
まぼろし~
だったとデータから証明されています。
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
コメント
コメントを投稿