日本経済の課題と希望
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下記は交易条件の過去60年くらいのデータとなります。⬇️

上記のように⬆️交易条件は過去60年もの間、右肩下がりで悪化して来たのが分かります。
交易条件は
輸出価格÷輸入価格=交易条件
となるので輸入価格の上昇よりも輸出価格の上昇が下回る状態となって来たことを意味することから貿易で利益を得られなくなって来たと言えます。
単純化すれば海外との取引で不利な条件で取引していることになり、年を追うごとに日本の競争力は落ちて来ていることを示しています。
輸入価格が上がっても輸出価格に価格転嫁出来ていないことも意味するので日本が長期的にデフレ傾向となって来たことも意味しています。
それだけに、ここまで悪化すると逆に海外から見ると日本と取引するだけで儲かる状態を意味することから日本への投資が活発化し、活発化すると日本の供給は変わらないので価格が上昇して交易条件は底打ちしV字回復となり、日本経済の急回復となって行き
植田総裁によるかずおバブル‼️
となって行くのではと期待して記事に書いて来ました。⬇️

実際に⬆️底打ちしてV字回復して来たので日本経済はバブル化して行くのではと期待して来ました。
交易条件の悪化とは海外から見るとあらゆる日本のモノやサービス価格が極端に割安となるので、まずは株や不動産などの資産バブルとなり、インバウンド関連が激増し、その後、農作物や民芸品、木工品、陶芸品、和服など様々な日本特有のモノやサービス価格が上昇し、これらの価格上昇に伴い企業の利益拡大や賃金上昇が起きて来ると予想していました。
結果は株価は爆上げとなりマンション価格が暴騰しインバウンド関連は爆発的に激増するなど、ここまでは私の予想は的中となりました。
この論理で私は日経平均が3万円を超えて来ると予想して的中となり、3万円を超えてからは3万3500円まで上がると予想して、ここまでは予想が的中となりました。
しかし、その後は株価は上がりましたが⬇️

上記のように⬆️交易条件の過去1年のデータではV字回復が早くも止まり、ピークアウトしてからは横這いとなって来たのです。
つまり僅かに上昇しただけで回復は止まり、輸入価格上昇を輸出価格に転嫁出来なくなり、海外との貿易で不利な状態が続いていることになります。
で、結局は輸入価格の上昇を輸出価格に転嫁出来なくなって来て海外との取引が不利な状態となって来たので⬇️

上記のように⬆️過去1年のGDP成長率は大幅なプラス成長から一気に急低下し大幅なマイナス成長へと奈落の底に転げ落ちるような悪化となってしまった訳です。
日本のバブル期からリーマンショックまでの交易条件を見てみると⬇️

上記のように⬆️1985年のプラザ合意により円高が急速に進みましたが交易条件は一気に上昇したことから日本はバブル期を迎え、その後はバブル崩壊、金融危機、リーマンショックと右肩下がりで落ちて行ったことが分かります。
日本経済がバブル期からバブル崩壊、金融危機、リーマンショックと経済危機が起きるごとに競争力を失い、輸入価格の上昇を輸出価格に価格転嫁が出来なくなり、ひたすら国力を失って行く過程が、よく分かります。
交易条件には長年注目して来ましたが、昨年は底打ちしてV字回復し日本経済がバブル化して行くと期待していただけに最近の低迷は期待外れとなっていますが、逆に言えばインバウンド関連などは成功しているので、このような値上げして価格転嫁して行き企業の利益を拡大し賃上げして行く取り組みが広がれば今からでも日本経済はバブル化して行けるチャンスはあるので、引き続き交易条件には注目しながら
かずおバブル‼️
となって行くことを密かに期待しています。
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