植田ショック広がる

 




まずは現時点での債券市場から見て行きます⬇️

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上記のように⬆️債券市場では金利が急上昇しています。

10年債の金利が0.71%を超えたのは⬇️

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上記のように⬆️0.71%を超えたのは12月12日以来となります。

植田総裁は記者会見で3月か4月のマイナス金利解除を示唆していて、つまりは利上げを示唆したことから債券市場で織り込みが始まっていると言えます。

マイナス金利を解除して終わりとはならず、継続して小刻みに利上げして行くのが日銀の基本戦略となるので、3回とか4回の利上げで終わるような利上げだと金融政策の失敗となるので少なく見て5回か6回、ターゲットは7回か8回くらいを目指すと思います。

出来るだけ利上げしておいて景気悪化の局面での利下げ余地を広げておきたいとの考えが中央銀行の基本的な考えとなるし日銀も同様です。

この辺りの理解はまだ市場では広がってはいませんが、それでも昨日の植田総裁の記者会見を見れば利上げが本格化して来るの確実視されるので債券市場で理解が少し広がり金利が急上昇して来たと思います。

利上げ相場は非常に困難を伴います。

甘く見ないことが賢明かと思います。

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