日経平均の終値
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日経平均の終値は3万6026.94円
予想EPSは2268.7円
PERは15.88倍
益回りは6.3%
金利は0.72%
イールドスプレッドは5.58%(6.3%-0.72%)
イールドスプレッドの理論値は6%と判断しているので益回りの理論値は
6%+0.72%=6.72%
益回りと予想EPSから見た日経平均する理論値は
3万3760.42円(2268.7÷6.72%)
となるので
日経平均は6.29%の割高(3万3760.42円÷3万6026.94円)
となります。
日経平均は引き続き割高となっていて金利がじわじわと上昇していることを織り込めていません。
それゆえ下落リスクは強く残ったままだと思います。
ただ、日本でも四半期決算発表が本格化して来るので業績が上振れる可能性はあり、決算発表で業績が上振れし割高が解消されることに期待したい状況です。
中国経済がかなり悪いので中国依存度が高い日本企業の業績は低迷するのではと思いますが、それを乗り越えて良い決算発表で着地することに期待したいです。
日本経済が悪く、中国経済も悪い状態で、しかも金利はじわじわ上昇し、予想EPSも上昇して来ない中で株価は爆上げとなっているので期待先行相場ですが、その結末は、どうなるのか注目しています。
アメリカ市場は今週は大手ハイテクの決算発表が続き、FOMC、雇用統計とビッグイベントが続きますが、基本的にリスクは限定的なので大きく上がる週になるのではと見ています。
大手ハイテクは昨年4月~6月期か7月~9月期に底打ちしてV字回復となって来ており、10月~12月期は市場予想を上回る可能性が高く、好調な決算発表を素直に好感して爆上げとなって行く可能性が高いと思います。
FOMCは今月利下げすべき物価の急低下となっているので、電源利下げの可能性はあり、利下げを見送っても3月からの利下げスケジュールの具体的な話し合いになると予想され、債券市場では3月利下げも五分五分のような状態なのでFOMCはポジティブサプライズになると思います。
パウエル議長は2018年から2019年にかけて利上げ打ち止めから利下げへと電撃的に変節しており、過去の発言はあっさりとひっくり返して来る人物なので状況が整えばあっさりと利下げして来ます。
2018年から2019年にかけて利上げ打ち止めから利下げに転じて来た局面での教訓はパウエル議長の過去の発言は一切信じちゃいけないという事実であり、自分自身の発言をあっさりとひっくり返して来る人物と見ておかないと投資判断は失敗するという教訓です。
今の物価水準から見ると1月利下げが妥当であり、1月利下げを見送ると3月まで利下げ出来ないので利下げが極端に遅くなり、極端な利下げラッシュとなって行くだけなので筋としては1月利下げとなります。
利上げは市場との対話は必要ですが、利下げは市場との対話は不要となっていたのが過去のパウエル議長の実績なので1月利下げの可能性は十分にあります。
仮に見送れば3月からの利下げスケジュールの具体的な話し合いとなり、それを記者会見でパウエル議長が披露するという結果と予想しています。
利下げ一色となるFOMCとなりそうでポジティブサプライズの嵐と予想しています。
雇用統計は引き続き好調で賃金上昇は労働生産性の向上で吸収出来ているから賃金インフレの懸念も無いという結果と予想しています。
となると結局は日本市場も連れ高となるのかな
という感じです。
いずれにしても今週は正式な歴史的な転換点になる週だと思います。


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