アメリカ国債の格付け見通し
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まずはアメリカ時間の昨日発表されたタームプレミアムの最新データを見て行きます。⬇️

上記のように⬆️マイナスの0.06%となっていて、財政問題とは全く無関係に低下しマイナスの水準で推移しています。
過去1年でアメリカの財政が良くなったり悪くなったりとはなっていないので、タームプレミアムの動きと財政とは無関係であることが分かりやすく証明されています。
過去10年のデータを確認すると⬇️

上記は⬆️タームプレミアムの過去10年のデータとなりますが、やはり財政問題とは無関係であり、大きな傾向としてはゼロ%の上下を行き来しているだけなので昨年10月に上昇していた時も水準として決して高い訳ではなく、そもそも財政問題と結び付けること自体が適正では無かったと分かります。
次にデータの残る過去35年のデータを見て行きます。⬇️

上記のように⬆️そもそもタームプレミアムは過去35年のデータから見て最も低い水準で横這い傾向となっていて仮に財政問題でタームプレミアムが動くなら過去35年で最も財政は良い状態となることから
財政が懸念されてタームプレミアムが上昇しているから金利は高止まりする
という分析には何ら根拠は無かったと断言出来るのです。
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