新規失業保険申請者数

 


まずは新規失業保険申請者数のデータを見て行きます。⬇️

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上記の⬆️ような結果となりました。

先週よりも大幅に減少しており、非常に強い結果となりました。

リストラされたり自ら進んで転職しようとしている労働者が減少していることを意味しています。

新規失業保険申請者数は雇用統計の先行指数となりますが、今回は大幅に減少しており引き続き水準は低く雇用環境は非常に良好であり、力強い経済成長の土壌が整っていると言えます。

2月に発表される1月の雇用統計も好調が予想される結果となりました。

次に継続して失業保険を受給している失業者のデータを見て行きます。⬇️

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⬆️上記のような結果となりました。

継続して失業保険を受給している失業者は今回も減少となりましたが、傾向としても減少傾向となっており水準そのものは現状では180万人程度と低く強い水準ではありませんが雇用の過熱とはならず程よい水準だと思います。

過去のリセッションの局面では300万人を超えるくらいの水準で起きていることから懸念するような水準では無いです。

アメリカ時間の16日に発表された雇用統計の先行指数として機能している民間の求人数のデータを見て行きます。⬇️

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上記は⬆️民間の求人数のデータとなります。

雇用統計の先行指数としても機能しており、単純に求人数が多いなら雇用も好調になるという関係となりますが、コロナ禍前の水準を大きく超えた状態で横這いというか緩やかな減少程度となっており求人は強い状況が続いており、引き続き雇用統計は好調な結果が続きそうです。

また中長期的な就業者数のベースラインから見ると⬇️

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上記のように⬆️就業者数は現状で1億6118万人ですが、中長期的なベースラインから見ると1億6500万人程度となるので、まだ400万人程度の増加余地があり、仮に月に20万人の雇用増が続いても20ヶ月はかかるのでアメリカ経済のリセッションは少なくとも2年以上先になると雇用統計からは判断出来るのです。

雇用統計は景気先行指数としても機能するデータなので雇用統計のデータから見ると労働人口も増えて行くので少なくとも3年くらいはリセッションは無いと見切ることは出来る訳です。

ちょっと強過ぎるくらいの結果となりました。

アメリカ経済は絶好調です。

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