アメリカ市場は休場
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アメリカ市場はキング牧師の生誕記念日で休場なので欧州市場と日経平均の時間外を見て行きます。
日経平均は時間外で更に続伸
欧州市場は小幅に下落となりました。
S&P500やオルカンはドル建てなのでオルカンはドル/円のリスクヘッジにはならないことから為替リスクの分散投資効果はなく、オルカンも大半はアメリカ市場となるので、オルカンへの投資とは分散投資の効果よりも新興市場の上昇に期待した分散投資の意味合いとなります。
つまりオルカンはアメリカ市場へのリスクヘッジとはならず、ドル/円のリスクヘッジともならないことから実際に分散投資となりドル/円のリスクヘッジともなる欧州市場への分散投資は有効となる訳です。


欧州ストックス600は0.54%の下落となりました。⬇️



上記のように⬆️欧州ストックス600は過去6ヶ月では3.55%の上昇となっていて、過去1ヶ月では0.24%の下落となっており、ユーロ圏でも物価高騰が抑制され、利上げ停止や利下げ期待もあり底打ちして、やや上昇し、その後は停滞しているという状況です。
物価は急低下し、あと数ヶ月後には前年比でCPI、コアCPI共に前年比で2%を割ると予想され、コロナ禍前は長くゼロ金利が続いて来たことから年内には政策金利が現行の4.5%からゼロ%にまで4.5%の利下げになると予想しています。
利下げして金利は下がると益回りも低下するのでPERは上昇し株価を押し上げます。
例えばPERが15倍だと益回りは
1÷15=6.67%(単純に1で割るだけです)
となります。
この状態から利下げにより金利が低下し仮に益回りが6%に下がったとするとPERは
1÷6=16.67倍(単純に1で割るだけです)
となりPERは15倍から16.67倍へと11.1%も爆上げします。
また金利が低下すれば企業の利払いが減るので、キャッシュアウトフローが減ることからキャッシュインフローに変化が無いと仮定しても純キャッシュフローは増加します。
株価の理論値とは
将来発生する税引き後キャッシュフローの割引現在価値
となるので株価の理論値も上がります。
更に、そもそもですが利下げによる金利低下により大規模な金融緩和となるので景気を押し上げて、企業業績そのものが押し上げられます。
このような期待が今年の欧州市場にはあるので欧州ストックス600は一つの選択肢ですが、その他、様々なETFはあるのでアメリカ経済のリスクヘッジやドル/円の円高リスクへのリスクヘッジとしてポートフォリオの一部に欧州市場を組み込むことは有効な選択肢になると思います。
私は緩やかな円安が続くと予想していますが、仮にドル/円で円高に振れた時には円高、ドル安となるのでユーロ/ドルはユーロ高になる可能性が高く、ユーロ/円では円高は、さほど進まず、円高による海外資産の目減りリスクをヘッジすることが可能になると考えます。
今年は欧州市場は魅力的な投資先の一つとなりそうなのでアメリカ市場にリスクを感じていたり、ドル/円で円高リスクを感じている方は欧州市場に投資するという選択肢もあると思います。
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