アメリカ経済の現状と先行き
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まずはアメリカ時間の昨日発表された銀行の貸し出しのデータを見て行きます。⬇️

上記のように⬆️銀行の貸し出しが底打ちしてから急増に転じて来ました。
銀行の貸し出しが増える要因とは
1、企業が設備投資の為に銀行から借り入れた
2、家計が住宅や自動車の取得目的で銀行から借り入れた
となるのでアメリカのGDPの8割以上を占める個人消費と企業の設備投資が増えて来たし、更に増えて行くのです。
経済は企業や家計が銀行からお金を借りて信用創造されて増えたお金が世の中に出回り、消費や設備投資が更に増えて行き経済は成長して行きます。
銀行が貸し出しを増やすと、それは信用創造されて世の中に出回るお金が増えることを意味するので⬇️

上記のように⬆️銀行預金は増えて行き、増えた預金を銀行は
1、お金を必要としている企業や家計に貸し出す
2、国債など債券を買う
3、余剰資金は準備預金に預ける
となって行くので経済の自律的な好循環となって行きます。
更に⬇️

上記は⬆️マネーサプライの週次データとなり月次データよりも新しいデータなので季節調整前のデータですが、これを載せています。
マネーサプライだけは季節調整前のデータとなりますが、やはり銀行の貸し出しと同様に底打ちしてから急増して来ておりマネーサプライとは企業や家計が保有している現金、預金の総額となるので
1、企業は設備投資を増やす
2、賃上げする
3、収入が増えた家計は消費を増やす
となって行くので無限ループのように経済の好循環が続いて行くのです。
今のアメリカ経済は底打ちしてから本格的な経済成長の好循環が始まる局面となっていて、経済学の景気循環の理論から見て景気拡大期の初期の段階にあるので、通常ならアメリカの景気拡大期は10年程度となることから10年くらいが目安となり安定した経済成長のタイミングに入ったと思います。
アメリカの株式市場は10年安心!
と言えそうなマクロ経済のデータとなっています。
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