ADP雇用統計

 



ADP雇用統計は⬇️

画像

上記のような⬆️結果となりました。

市場予想を下振れており利下げ議論の加速となりそうな結果となっています。

ADP雇用統計のポイントは賃金インフレの動向となるので昨年1月以降の賃金上昇率と転職者の賃金上昇率を見て行きます。

1月

賃金上昇率7.3% 転職者の賃金上昇率14.7%

2月

賃金上昇率7.2% 転職者の賃金上昇率14.3%

3月

賃金上昇率6.9% 転職者の賃金上昇率14.1%

4月

賃金上昇率6.7% 転職者の賃金上昇率13%

5月

賃金上昇率6.5% 転職者の賃金上昇率12.1%

6月

賃金上昇率6.4% 転職者の賃金上昇率11.3%

7月

賃金上昇率6.2% 転職者の賃金上昇率10.3%

8月

賃金上昇率6% 転職者の賃金上昇率9.7%

9月

賃金上昇率5.9% 転職者の賃金上昇率8.8%

10月

賃金上昇率5.7% 転職者の賃金上昇率8.4%

11月

賃金上昇率5.6% 転職者の賃金上昇率8.3%

12月

賃金上昇率5.4% 転職者の賃金上昇率8%

1月

賃金上昇率5.2% 転職者の賃金上昇率7.2%

という推移となっています。

1月の賃金上昇率も転職者の賃金上昇率も順調に鈍化しているので雇用環境の過熱が和らいで来ており利下げを正当化するデータとなっています。

ADP雇用統計は50万社 2400万人の給与計算の代行会社が発表しているデータなので賃金動向は正確だと思われ賃金インフレの動向が、どのように推移しているかを把握するには適していると思います。

賃金高騰は順調に抑制されており、利下げを正当化するデータとなっています。

今日の電撃的な利下げに期待しています。

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