S&P500とナスダック
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S&P500とナスダック100の終値は
S&P500は4942.81
ナスダック100は1万7613.03
先週金曜日の予想EPSは
S&P500は223.87(先々週金曜日は222.22)
ナスダック100は595.03(先々週金曜日は577.81)
PERは
S&P500は22.08倍(4942.81÷223.87)
ナスダック100は29.6倍(1万7613.03÷595.03)
益回りは
S&P500は4.53%(1÷22.08)
ナスダック100は3.38%(1÷29.6)
10年債の金利は4.16%
予想インフレ率は2.27%
実質金利は1.89%(4.16%-2.27%)
イールドスプレッドは
S&P500は2.64%(4.53%-1.89%)
ナスダック100は1.49%(3.38%-1.89%)
となります。
先週金曜日の予想EPSは
S&P500は223.87(先々週金曜日は222.22)
ナスダック100は595.03(先々週金曜日は577.81)
となるので
益回りと予想EPSから見た理論値は
S&P500は4477.4(223.87÷5%)
ナスダック100は1万6528.61(595.03÷3.6%)
となることから
S&P500は9.42%の割高(4477.4÷4942.81)
ナスダック100は6.16%の割高(1万6528.61÷1万7613.03)
となりますが、実績EPSに対して予想EPSは低過ぎることから実績EPSと益回りから見た理論値も見て行きます。
実績EPSは
S&P500は224.68(先週金曜日は221.71)
ナスダック100は571.52(先週金曜日は555.34)
実績EPSと益回りから見た理論値は
S&P500は5617(224.68÷4%)
ナスダック100は1万9050.67(571.52÷3%)
となるので
S&P500は13.6%の割安(5617÷4942.81)
ナスダック100は8.16%の割安(1万9050.67÷1万7613.03)
となりますが実績EPSと益回りから見た理論値とは中長期的なベースラインとなり物価が前年比で2%に近付き、利下げされて物価と金融政策が正常化して来る過程で達すると判断しているターゲットラインとなり、それを予想値としています。
昨日はISMサービス業が市場予想を上回り、引き続きアメリカ経済が好調であることが確認されました。
12月のサービス業の水準は低かったので、その低い水準との比較となることから1月~3月期のGDP成長率はGDPナウが4.2%と高いですが、更に上振れする可能性があり、1月~3月期のGDPはまだ始まったばかりですが4%を超えるような高い経済成長率になる可能性が出て来たと思います。
経済成長率が高いと、それだけ企業業績も好調となるのでEPSが上振れして行くことから、金利が少々上がったところで株価にはプラスとなるので、昨日は小幅な下落幅となったと思います。
経済成長率が極めて高く、一方で物価は労働生産性が向上しているので上がらないことから、株式市場には夢のような相場環境が訪れていると思います。
物価は労働生産性が高いと上がらなくなるので、経済成長率は極めて高いのに物価は順調に低下して行くので、利下げされて行き、極めて高い経済成長率が更に加速して行くことから、高い経済成長率と物価低下、金融緩和という組み合わせとなり、あり得ないような相場環境となって行くと思います。
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